有の瞑想・無の瞑想

皆さん、こんばんは。
  

今日は、RYT200で学ぶ "瞑想" についてです。
ヨーガにおいてはサマーディ(三昧)に至る心の調整法のことで、OMYOGAでは瞑想方法を大きく2つに分けています。

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◎ 有の瞑想
有の瞑想は、​認知行動療法やNVCなど科学的、心理的療法を応用し​、心を変えることを目的とした瞑想です。

体に癖があるように思考にも癖があります。
思考や感情のパターンを知り、言動を変えていく(もしくは、言動を変えることで思考や感情パターンを変えていく)方法を学びます。


日常生活において、あらゆる関わりや環境の中での思考パターンや、自分の偏った物事の見方に気付くことが出来ます。


例えば、黄色い眼鏡をかけて見た世界はどれだけ一緒懸命見ても黄色にしか見えません。
だからこそ、まずは自分の歪んだ認知を理解していく作業が必要です。

それは、これまで生きてきた中でそれぞれが持っている固定概念や価値観といったものです。
そして、気付いた後は自分の言葉や行動を変化させていく必要があります。


◎ 無の瞑想
目を閉じ、心を静かにするために記憶・思考・感情をコントロールすること
主に対象物は、呼吸、マントラ、キャンドルなどの心が動かないものが一般的です。
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心は動き続ける性質があり、様々な対象に惹きつけられます。
瞑想中、心が何かに惹かれたことに気付いたら、意志の力で瞑想の対象に心を連れ戻すことを練習していくのが無の瞑想です。


一般的に瞑想と聞くと、無の瞑想のイメージを持たれることが多いと思いますが、実はとても難しいことを行っています。


だから、まずは自分の思考や感情のパターンを知る作業やイメージ瞑想から取り組むことで、無の瞑想が快適かつ効果的に行えるようになります。
※心が不安定な時は、この瞑想には注意が必要です。

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有の瞑想と無の瞑想を上手く使い分けながら続けていくことで、相乗効果が生まれますよ^^

Yoga Lamer

豊岡・神戸三宮にあるヨガ資格取得スクール